会見で、チン首相は、「日本側に対し、優遇条件や簡素かつ柔軟な手続き、そして低金利の融資で重要なインフラ整備プロジェクトへの新世代のODA＝政府開発援助の供与を引き続き行っていくとともに、技術移転や体制完備の支援、人材育成、ガバナンス能力の向上における協力を引き続き強化していくよう」要請しました。また、投資・貿易協力や各地方間の協力の強化に加えて、両国は科学技術やイノベーション、デジタルトランスフォーメーション、地下空間、海洋空間、宇宙空間開発などのあらゆる分野において協力を推進する必要があると強調しました。

一方、加藤 勝信大臣は、「共に関心を持つ分野における協力の促進に常に注力する」と強調するとともに、「日本側は、ベトナム人をはじめ、日本在留外国人を対象に有利な政策の適用を引き続き点検していく」と明らかにしました。